ちゅみ吉な日々

大好きなNZから帰国して数年。変わりばえしないけど楽しい毎日を記していきたいと思います。

AG君VSちゅみ吉

 前回、まさかの「マフィン型隠されちゃう事件」が起こって、本当にこんなこと

 

する人いるんだ!と驚いたちゅみ吉。

 

 世の中の人はこういう時どうするんだろう。私は出来ればみんなと仲良くしたいと

 

思うタイプの人間だから、一方的に敵意を持たれることってあんまりない。

 

 ましてや、こんな子供みたいな意地悪をされたこともない。てか、AG君にこんなこと

 

される覚えはない。カチン、ときたね。

 

 AG君に何か言うのもバカバカしいので私はその日以降、より一層仕事を頑張るように

 

なり、結果オーナーやスクールの先生方からも信頼されるようになった。

 

 半年ほど過ぎたころには私は一スタッフからマネージャーに昇格したのだった。

 

 AG君はというと、ストレスからなのか悪い仲間とつるむようになり、ドラッグにも

 

手を出すようになっていった。

 

 そのうちAG君はドラッグの残った状態で仕事に来るようになり、オーナーは怒って

 

「今度やったらクビだからね」と言い渡した。

 

 にもかかわらず、よりにもよってイベントで先生方がいっぱい来た時にいかにも

 

「ドラッグやってます」みたいな顔で働いていたAG君。

 

 イベントが終わる頃、オーナーが言った。「今度やったらクビって言ったよね」

 

「いや、やってないです」とドラッグで真っ赤に充血した目で答えるAG君。

 

 さすがにオーナーも呆れ果て、「今日で終わってもらいます」とクビを言い渡した。

 

 空港で肩で風を切っていたAG君はもうどこにもいなかった。