永住権を取っちゃった! その1
昔書いていたブログで、移住記を書いていたのですが、ニュージーランドに行ってからの、実際に永住権を取るまで、については書いていなかったのではてなの方で書いて
みようと思います。
まず、どうして永住権を取ろうと思ったか。
子供の頃から「海外に住みたい」というただただミーハーな(ミーハーって死語?)
夢を持っていた私。
海外に住むなら宝くじにでも当たらない限り働くしかない。
ずっと探してました。海外での求人。
子供の頃からの夢だった割に、ワーキングホリデーに行ける年齢はとうに過ぎていて
観光ビザで入国 → ワークビザを取る という方法しかありませんでした。
今だったら英語圏以外でもワーキングホリデーで行けるから良いよね。
今私が20代だったら、オランダとかフランスとかに行くのになあ。
話はそれましたが、上にも書いた通り観光ビザでニュージーランドのオークランドに入りました。
なぜニュージーランドだったかというと、たまたま仕事が見つかったから。
それまでは、オーストラリアに憧れていて、オーストラリアに住みたいと思ってました。でも求人がね、無かったのよ。
ニュージーランドには行ったこと無かったけど、日本では「オセアニア」というくくりで一緒にされてるからよく似た国だと認識していました。なのでノープロブレム!
格安航空券を購入してクアラルンプール経由でニュージーランドに入国しました。
よく聞かれます。「英語話せたの?」
毎回「暮らす分には困らない程度だよ」と答えます。
そう、別に困らない。そこまでペラペラぢゃなくたって。
そしてとうとう私、海外で働くことになったのです!
初めての私の仕事は、新しく立ち上げるカフェのメニュー開発でした。
メニュー開発といってもオーナーが作りたいスイーツメニューは決まっていて、私は
レシピを考えるだけ。
マンゴープリンとカスタードプリンだったのですが、日本と違って材料が揃わず
なかなか苦労させられましたね。
生のマンゴーを使っても濃厚なものが出来なくて、本当に何度も何度も、マンゴーを
見るのも嫌になるほど試作したっけな。
日本だと生のマンゴーを使ったり、マンゴーのジュースを使ったり、ピューレを使ったりするみたいですね。
するみたいですね、って知らなかったの?と言われそうですが、私、それまで飲食業で働いたこと無かったです。実家は和菓子屋ですけど販売しか手伝ってないし。
でも、出来なくてもやる!位ぢゃないと海外ではやってけないと思う。根性だけはあるんだよな。お菓子作るのは元々好きだったし。
で、結局マンゴープリンはインドの食材店でマンゴーパルプなるものを買って作ったらめっちゃ美味しいのが出来上がりました。
カスタードプリンは材料にそれほど困らなかったのでパステルのなめらかプリンをイメージしてオリジナルプリンを開発しました。
数あるレシピを見比べて、私はこれをもう少し増やして、これを加えてみよう、みたいな風にレシピをいじるのが好きなのです。
その時めっちゃ頑張ったので、それを認めてもらって次のお仕事に誘って頂けました。
海外では永住権を餌にこき使われる人が少なくないので、私はラッキーだったと思います。
でも、ラッキーと思っていた私はシンデレラ状態になるのでした。次回に続く。
次回「AG君がやってきた」